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坂道徒然草

乃木坂46、欅坂46に関して思った事を思ったまま書き連ねる徒然草。 Twitter→@masa_NGZ

誰のためのもの?

私が20年ほど前に足繁く通っていた声優アイドル椎名へきるのライブの頃はペンライトなど無く、漢たちは皆その拳を天にかかげ熱く振り回していた。

最近10年ほどは在宅しててアイドルの現場には行ってなかったので乃木坂ファンになって久しぶりにライブに行ったらキラキラ輝いてて驚いたものだ。

 

ペンライトという物は、ただ場を華やかにするだけではない。

2本(2色)でメンバーを特定する、という仕組みは目から鱗ほどに納得した。

2015年アンダーライブで卒業発表した永島聖羅に対して黄色に染まった武道館や、同じく2015年神宮から中継を繋いだ卒業公演中の松井玲奈に対して緑色に染まったスタジアムなど、本人のカラーを揃える事でファン側が想いを届けるツールとしても機能する側面も併せ持っていた。

乃木坂を象徴する曲としての「乃木坂の詩」の際は、グループカラーである紫色で揃える事でメンバーとファンが一体となる効果もある。

ペンライトというのは、メンバーとファンの双方向で成立する要素が強い道具だと思う。

 

必然的に、ソロ曲ではメンバー指定の色に揃う事となる。

また、特徴的な曲はそのイメージや歌唱メンバーの想いを基に色が揃っていく。

例)何度目の青空か?→青空のイメージから「青」

  嫉妬の権利→嫉妬のイメージから「赤」

  2度目のキスから→真夏軍団の「可愛い」というコンセプトから「ピンク」

 

ただ、曲による縛りが多くなりすぎると、個人を応援したい人との兼ね合いもあるのでほどほどが良いのだが…。

欅坂が全19曲の内、7曲も色指定されているのはちょっとどうかと思うのだが、それはまた別の話しとして。

 

 

ところで、最近では「メンバーに感謝の気持ちを届けよう」という名目の元に、ペンライトの色を「こういう風に揃えましょう」というツイートが増えたように感じる。

 

ちなみに、私がちょっと検索してみた中で見つけた一番古い呼びかけは2ndバースデーライブでの「乃木坂46横アリ紫統一サイリウム企画」というもの。

何らかの曲を紫色で統一しましょう、という呼びかけだったのが、思いつきで立ち上げただけだった故に様々な問題点を指摘され結局頓挫した、と経緯が残されていた。

 

逆に、一番記憶に新しいところではやはり2016年神宮での「ハルジオン」だと思う。

これを呼び掛けたのもごく一般のファンの人だったけど、クイズ王や永島聖羅Twitterアカウントにリプ送って拡散を依頼していた。

フォロワー数の多い有名人に拡散を依頼するというのは正しい発想ではあるけど、このやり方は賛否起こりかねないかな。

結果としてこの呼びかけは多くの賛成票と、おそらく同じくらい多くの「そういう事やるんだ」という浮動票の取り込みに成功し、見事に花を咲かせる事となった。

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ななみんからは「目玉焼きみたい」という身もふたもないお言葉を頂戴したが…(笑)

 

次に目立ったのは、欅坂での動きだった。

このハルジオンの成功を見たどこかの誰かが思いついた事なんだろうけど、

「アンコール時にアリーナを白、スタンドを赤に揃えて紅白出場をお祝いしよう!」

というものだった。

これは、私のTLでは拒絶反応が大きかったように思う。

個人のアカウントではなく「サイリウム企画委員会」というアカウントをわざわざ用意した事で、完全にメンバーの事を想ってではなく自己満足の為だけの行為、という印象を強くした為だろう。

それでも、ハルジオンの成功体験が多くの人に有った為か、初日は成功を収めた。

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まぁ、成功と言っても、この様子から「紅白出場祝い」を汲み取れる人がいるならの話しだが。

 

問題は2日目の千秋楽。

生配信もされたので観た人も多いと思うが、スタンドの赤色、アリーナの白色は3割程度で残りは緑色だった。

前日に達成された為に多くの人が終わったと思っていたのか、この企画を知らない人が多かったのか。

逆に言うと、この企画が無ければ綺麗にグループカラーである緑一色で綺麗に揃ったかもしれない。

やはりTwitterで投げっぱなしで拡散を待つ方式の限界なのだろう。

発起人は3公演ともに実施したいという事を強くアピールすべきだった。

真にグループの事を想っての事でなく、初日に達成された事で満足してしまったのだろう。

 

私が目にした中では、初のワンマンライブをお祝いするなら緑一色だろう、なぜ紅白なんだ、という意見が多数だったから、現場でもそういう人が多かったのかもしれない。

3公演も同じ事やったら、メンバーにはサプライズでも何でもないじゃん、という意見もあった。

やはり、思いつきで行われた呼び掛けは様々な綻びがあるようだ。

 

そして、今年2月20日の橋本奈々未卒業公演。

やはり「サイリウムをこうしたい」という呟きをしている人が多い。

・ステージに向かって両端を赤(棘人)と青(人)、途中から融和を表す紫にする

・MVの1シーン「草原と青空」からアリーナ緑、スタンド青

などなど。

曲やMVに合わせて趣向を凝らした物にしてるけど、メンバーに伝わるかどうか、という観点がとにかく抜けてるんじゃないだろうか。

先に上げた欅坂の「紅白祝い」はそもそもメンバーが居ないアンコール待ちの間だし、

どうやったら本人が喜んでくれるのか、という部分が欠落してそうな気がする。

個人的には卒業の餞なのだから、メンバー指定色で揃えて後はジックリとその歌声を聴き、その姿を静かに目に焼き付ければ良いと思うのだけど…。

 

果たして参加される多くの方の考え方がどう転ぶか…。

こういうのは「声が大きい人が勝つ」傾向が強いけど、本当にメンバーの事を考えた対応に賛同したいものだね。