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坂道徒然草

乃木坂46、欅坂46に関して思った事を思ったまま書き連ねる徒然草。 Twitter→@masa_NGZ

【応援エール】寺田蘭世

メンバー ファン 選抜発表 画像

俗に言う「ボーダー組」。

こう括られる6人のメンバーは2016年9月に3期生が加入するまで「最後に来た6人」でもあった。

乃木坂46の「正式な」メンバーなのに、楽曲への参加も許されない。

雑誌やテレビへの露出も無い。

ブログすら好きに書けない。

ライブでは違う衣装でバックダンサーとなったり、卒業生の穴埋めをしたり。

自分のポジション、守るべき場所も無く、輝かしい先輩たちの背中を遠くに眺める日々。

何の目標も持てないまま、ただただ時は過ぎていた。

 

2015年2月に研究生という謎の肩書きが外れるまで(「正規」メンバー昇格とは言いたくない)、6人は無人島に取り残されたように、極地で永久凍土の壁に阻まれるように、陽の当たらない洞窟の奥深くのように、耐え難い環境に押し込められていた。

結局、他の2期生からも大きく遅れて「最後に乃木坂46に加入」した6人。

 

歌う事すら許されない環境で、しかも1期生至上主義が運営にもファンにもはびこる中、

 

この素晴らしいグループの

真ん中に立ちたいです。

    椅子が冷たく。寺田蘭世てら だらんぜ | 乃木坂46 研究生 公式ブログ

 

 

臆せずに「選抜のセンターになりたい」と言い放つ少女が居た。

この少し後に楽曲「ボーダー」でセンターに立つ事になる寺田蘭世

 

その一言は、荒れ果てた岩だらけの荒野を耕すのに似て、「無駄な努力」と心無い多くの嘲笑を浴びせられた事と思う。

 

 だけど、そんな周りの雑音は気にせず、蘭世は言葉にし続けた。

 

番組などではオドオドしたり大人しかったりポンコツだったりする場面が多いが、常に目標を明確に持って口に出し続ける芯の強さがあった。

それがどれだけ笑われる事だと分かっていても。

 

1期生のバックダンサーをやった。

卒業生の代役もやった。

アンダーの3列目もセンターもやった。

 

そうして黙々と耕し続けた結果として荒れ果てた荒野に、小さな小さな芽が芽吹いた。

 

それは奇跡ではない。

芽が出ると信じて耕し続けた当然の結果。

 

この小さな芽を大輪の花に育てるのは今まで以上に苦難を伴うと思うが、当の本人はそんな事は関係ないらしい。

2016年12月、武道館で座長としてライブをけん引した後のブログ。

 

まだまだ
夢の途中ではありますが
昔とは違ってさらなる確信があります
今は、しっかり大きく力強く地に足が付いている気がします! 

      乃木坂46 寺田蘭世 公式ブログ

 
小さな体に強く頑固な意志を秘めて、浮かれる事もなくしっかり足元を見ている。
 
 
17枚目でついに選抜入りした時に、インタビューにこう答えている。
 

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今まではずっと、言葉に出し続けた。
「言霊」というモノがあるとすれば、間違いなく蘭世の言葉は力を持っていた。
 
それがここからは、「言葉」ではなく「行動」で示していくと言う。
 
閉ざされた暗闇に閉じこめられても、遙か彼方に小さく見える光を真っ直ぐに睨んで行動し続けたから今が有ると思う。
それがより意識して行動するとしたら、よもや道を間違える事もないだろう。
 
何年かかるか分からないけど、間違いなく大きな花を咲かせてくれると信じている。